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北海道

ニッポン発
おいしいもの探訪【北海道】

日本のおいしいものを紹介する旅。
今回は北海道から。
その町から生まれたおいしいものが、
地元で愛される味になるまでを紹介します。

2026.10.26

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ウニ

ミョウバン不使用の無添加生ウニが名物

「むらかみ特選御膳 煌」はウニの量を3種から選べる。写真の雪(120グラム・14,300円)のほか、月(80グラム・11,000円)、花(60グラム・8,800円)がある。

 函館市の隣町である北斗市で、1954(昭和29)年からウニ専門の加工・卸業を営む村上商店。漁期に応じて北海道の近海物を中心にムラサキウニやエゾバフンウニを仕入れ、自社工場に集荷したうえで、熟練の職人が殻割りから折詰めまでを手作業で行っている。そんなウニひと筋の地場企業が直営する人気飲食店が「うに むらかみ 函館駅前店」だ。

 看板メニューは、ミョウバンを使わずに徹底した温度管理と独自のノウハウで鮮度を保ったまま仕上げた無添加の生ウニ。際立つ粒感とまろやかな口当たり、そして口中に広がる磯の香りにきっと驚くはず。ミョウバンの風味が苦手な人にこそ試してほしい逸品だ。
 ランチタイムは、同店限定の「むらかみ特選御膳 煌(きら)」がいち押し。季節の味覚を詰め込んだ「海鮮ばらちらし」と「無添加生うに木箱」がセットで楽しめる。
 店舗まではJR函館駅や函館朝市、ベイエリアからも徒歩圏内。函館散策の思い出に刻まれる瞠目(どうもく)の美味をぜひ堪能してほしい。

うに むらかみ 函館駅前店

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TEL 0138-24-8500
北海道函館市若松町7-1
道央自動車道大沼公園ICから車で約45分
JR函館駅から徒歩約5分
11:30AM~2:00PM(L.O.)
5:30PM~9:00PM(L.O.)
火曜休(祝日・繁忙期は営業、他の曜日に振替休)

https://www.uni-murakami.com/

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お取り寄せはこちらから

村上商店の自社工場で厳選したミョウバン不使用の極上品「無添加生うに木箱150グラム」(13,770円)をはじめ、ウニ専門店のこだわりの逸品が購入可能。入荷状況によって産地や種類が異なるため、最新情報はウェブサイトで確認を。

https://www.uniya.net

周辺情報

JR函館駅周辺には、函館朝市や商業施設HAKOVIVA(ハコビバ)をはじめ、グルメやみやげ物店が充実。歴史的建造物などのみどころも多く、散策にはうってつけだ。函館朝市では、ウニ丼が名物の「うに むらかみ 函館本店」が営業中。

寿司

函館・湯の川温泉の名店で津軽海峡産の地魚を味わう

握り10貫に「毛ガニとウニのみぞれ焼き」などの小鉢料理が付いた1名分22,000円のコースの一例(日本酒は別途)。「海峡鮪」の赤身やトロはもちろん、地場のヒラメやボタンエビなど、季節に応じたネタを厳選。

 温泉郷として知られる函館市湯川町に店を構えて30年余り。津軽海峡の潮風に包まれながらのれんをくぐると、美しくしつらえられたカウンターが迎えてくれる。
 大将の木原茂信氏は、旧南茅部(みなみかやべ)町(現・函館市)の昆布漁師の家に生まれたという生粋の地元民。幼少期から慣れ親しんだ道南の海の幸の魅力を知り尽くしている。
 「日本海と太平洋を繋ぐ津軽海峡は、身が締まったうまい地魚の宝庫です。なかでも秋口から12月にかけて水揚げされるクロマグロは脂のノリが絶品。当店では『海峡鮪』という愛称で提供しています」と話す木原氏。このマグロの味が忘れられずに、何度も訪れるファンも多いという名物だ。

 目利き自慢の大将の料理を味わい尽くすなら小鉢と握りがセットになったコースが最適。隣町・七飯(ななえ)町の箱館醸蔵とコラボした特別純米酒「郷宝(ごっほう) 木はらラベル 磨き五割」と合わせてみたい。
 同店の席を押さえてから函館旅行のスケジュールを組むという熱心なリピーターも多いとのこと。予約は2ヵ月前からスタートするので、まずは電話で確認を。

地元出身の職人たちの小気味いい仕事ぶりが楽しめるカウンター席。

鮨処 木はら

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TEL 0138-57-8825
北海道函館市湯川町2-1-2
道央自動車道大沼公園ICから車で約40分
JR函館駅から車で約15分
正午~2:30PM、5:00PM~9:00PM
※最終入店6:30PM
水曜休、不定休あり

https://www.hakodate-kihara.com/2016/

周辺情報

函館の奥座敷と称される湯の川温泉は、北海道内でも有数の規模を誇る温泉郷。JR函館駅から市電で約30分、函館空港から車で約5分とアクセスも抜群で、温泉でくつろぐニホンザルが見られる函館市熱帯植物園をはじめ、観光スポットも充実。

焼肉

びらとり和牛を味わい尽くせる人気店

おすすめは上ヒレや特上サガリ、牛タン、サーロイン、イチボ、3種のホルモンなど「びらとり和牛」の食べ比べが楽しめる「15,000円コース」(写真は2名分)。コースはサイドメニューも充実し、ウイスキーの「白州」「山崎」も飲み放題。

 日高山脈の西側に位置する平取(びらとり)町で育まれたブランド牛「びらとり和牛」を味わえるのが、2022年の開業以来、地元客から熱烈な支持を集めている「焼肉 KIWAMI 塊(きわみ かい)-KAI-」だ。
 びらとり和牛は、日高地方の凍てつく冬の寒さを乗り越えることでうまみが凝縮されるのが特徴で、約40ヵ月かけて丁寧に育てられるため、生産頭数が少なく稀少だ。
 「手間ひまを惜しまずに飼育に励む生産者さんにお会いすると、本当に頭が下がります」と話すのは運営に当たる松本商事の代表取締役・竹田秀紀(ひでき)氏。「当社では厳選したA5ランクの牛を一頭買いで仕入れ、札幌にある自社工場で製品化しています」と、そのこだわりを語ってくれた。

 赤身ならではの奥深いうまみを宿した上ヒレから、特上サガリ、牛タン、ホルモンまで、そのポテンシャルを余すところなく味わうならコースがおすすめ。大判の薄切りサーロインは「焼きしゃぶ」でいただくなど、部位に応じた食べ方も楽しめる。
 さまざまなジャンルの食の名店が揃うすすきのエリアだが、人気焼肉店で、北海道産の肉のおいしさを堪能してはいかがだろう。

注文を受けてから丁寧に切り分けて提供。

焼肉 KIWAMI 塊-KAI-

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TEL 011-513-3221
北海道札幌市中央区南5条西4-1-6Nスタービル2階
道央自動車道札幌南ICから車で約30分
JR札幌駅から車で約10分
6:00PM~翌5:00AM(L.O.)
年末年始休

https://matsumoto-syoji.com/stores/

周辺情報

「焼肉 KIWAMI 塊-KAI-」があるのは、北海道を代表する歓楽街「すすきの」。これは正式な地名ではなく、札幌市中央区の南4~8条と西2~6条の周辺を示す通称だ。ローカルフードの名店がひしめく激戦区で、計画的に食べ歩きを楽しもう。

取材・文/能登亨樹  写真/亀畑清隆
●取材時期:2026年5月上旬 ※価格は消費税込。 L.O.=ラストオーダー
※価格など掲載内容は施設や店舗の諸事情により変更となる場合があります。

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