Pロール
ふわふわ軟らかで、しっとりとした口どけ

洗練された雰囲気と上質なもてなしが、とくに女性に人気の温泉地・由布院。「B-speak」は、一度は泊まりたい宿として名高い温泉旅館「山荘無量塔(むらた)」が、全国に先駆けて1999年にオープンさせたロールケーキ専門店だ。もともと「地元ゆふいんの子どもたちの『おやつ』を作りたい」という想いから誕生した店。小麦粉、砂糖、卵といったシンプルな素材で焼きあげた生地はふわっと軟らかく、甘さ控えめで素朴な味わい。生クリームは、生地とのバランスを考えて乳脂肪分抑えめのものを使用している。「ひとつひとつ真心込めて手作りしています。全国各地に、あそこに行ったらこれ買おう、という名物がありますよね。選(え)りすぐりの素材と、由布院の水と空気から生まれる、やさしい味わいのPロールも、そんな存在になれればうれしいです」と、自身もロールケーキ作りに携わる常務の藤林直之氏。Pロールは店頭販売のみで数量限定のため、早い日は午後2〜3時に完売することもあるが、電話での予約は可能だ。また店では、日もちするオリジナルの焼き菓子やチーズケーキ、系列のチョコレートショップ「théomurata(テオムラタ)」のショコラなども購入できる。
B-speak(ビースピーク)

TEL 0977-28-2166
大分県由布市湯布院町川上3040-2
大分自動車道湯布院ICから約10分
JR久大本線由布院駅から徒歩約8分
10:00AM~5:00PM
不定休

お取り寄せはこちらから
バターガレットやフロランタンなど、B-speakで人気の焼き菓子を詰め合わせた「BOÎTE À BISCUITS(ボワット ア ビスキュイ)焼菓子缶セット」(3,969円)のほか、バターケーキやチーズケーキなどを販売している。
豊後富士とも称される標高約1583mの双耳峰・由布岳のふもとに広がる、自然豊かな由布市。温泉の源泉数、湧出量ともに全国1位のおんせん県・大分県にあり、市町村別の源泉数では全国1位の別府市に次いで全国2位を誇る。
本家とり天
黄金色に輝く、サクッと香ばしい「鶏肉の天ぷら」

全国的にも知られている大分県のご当地グルメ・とり天。その発祥の店とされるのが、1926(大正15)年に創業した「レストラン東洋軒」だ。創業者の宮本四朗氏が、昭和初期に中華料理の鶏唐揚げを和風にアレンジして生み出したという。「本家とり天」は、厳選した国産鶏モモ肉を使用し、地元のしょうゆ蔵に特注したオリジナルのしょうゆとニンニク、ゴマ油で下味をつけ、大分県産の新鮮な鶏卵をたっぷり使用した衣をつけて、油でカラリと揚げている。「揚げの技術がポイントなんです」と教えてくれたのは専務の稲尾愛子氏。「揚げ過ぎると鶏肉が硬くなるので、肉のしっとり感を逃がさないようサクッと揚げています。黄金色がおいしさの目安です」。最近では、塩味で仕上げた「本家柚子とり天」(単品・1,295円)も人気となっており「おふたりでいらして2種類注文し、シェアして食べるお客様も多いです。2種の味の違いを楽しんでください。どちらもおいしいですよ」と稲尾氏は笑顔で締めくくった。
レストラン東洋軒

TEL 0977-23-3333
大分県別府市石垣東7-8-22
東九州自動車道別府ICから約15分
JR日豊本線別府駅から車で約10分
11:00AM~3:00PM(L.O.)、5:00PM~9:00PM(L.O.)(土・日・祝 11:00AM~9:00PM(L.O.)、ただし3:00PM~5:00PMは本家とり天、本家ゆずとり天(単品・定食)のみの営業)
第2火曜休

お取り寄せはこちらから
味付けをして揚げたとり天を真空冷凍した「レンジでチンする東洋軒のとり天セット〈とり天・ゆずとり天〉」(2,949円)のほか、とり天と相性抜群なオリジナルの「かぼす酢醤油」(1,272円)などがお取り寄せできる。
市町村別の源泉数、湧出量ともに全国1位の“湯の町”別府。大きく8つの温泉地からなり、泉質やロケーションの違いが楽しめる。また100℃前後の噴気が上がる「地獄めぐり」や、温泉蒸気で蒸しあげる「地獄蒸し料理」など、温泉を活用した体験もできる。
取材・文/宮本喜代美
写真/松隈直樹
※価格は消費税込。 L.O.=ラストオーダー
●取材時期:2024年9月上旬 ※価格など掲載内容は施設や店舗の諸事情により変更となる場合があります。
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